2018年06月15日

【246】健康には寝相が悪いほうが良い?!

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 いつも朝までぐっすり。十分寝足りているはずなのに、朝起きると節々や筋肉が痛い。疲れが取れず、体も重い・・・。なんてことがありませんか。

 そんな場合は、寝具に問題がある可能性があります。

 よい睡眠には時間以上に睡眠の質が大切です。その質を高める大きな要素が寝具、とりわけ敷き布団になるのです。

 では、どんな敷き布団がいいかというと、一番のポイントは「寝返りが打てる」ということです。

「それって、寝相が悪いのでは?」と顔を曇らせるあなた。確かにお行儀としては、あまりよくないかもしれませんね。でも、少々逆説的になりますが、健康には寝相が悪い、つまり寝ている間に適度にゴロゴロ寝返りを打ったほうがいいのです。

 理由は簡単。同じ姿勢で寝続けていると、血液やリンパ液の体液が流れにくくなって、体のあちこちがうっ血。その部分の筋肉が硬くなり、関節痛や筋肉痛などの体のトラブルが起きやすくなってしまうのです。

 また、血液やリンパ液が停滞すれば老廃物や毒素も体内にとどまりがちになり、それが疲労を持ち越す原因にもなります。

 ちなみに、健康な成人は一晩で平均20〜30回、寝返りを打つと言われています。

 では、寝返りが自然にできるのは、いったいどんな寝具(敷き布団)でしょうか。

 昔は、やわらかい、ふかふかの布団が上等で、体にも良いと考えられていました。でも、これは入眠時のリラックスが必要な場合だけ。睡眠時は逆に体に緊張を強いることが分かってきました。

 柔らかい布団だと、体が布団に沈み込んでしまいます。つまり、布団が体をグリップする形になり、寝返りが簡単にできなくなってしまうのです。

 逆に、板の間にゴザを敷いたような硬い敷き布団もよくありません。体重が分散せず、背中やお尻など数カ所だけにかかるために、やはり緊張を強いることになるからです。

 また、体が当たって痛いため、不要な寝返りが増えてしまうことにもなります。

 一番いいのは、適度な反発力のあるマットレス。敷き布団自体が体をふんわり押し返すことで、自然な寝返りが楽にできるようなるのです。

 反発度は、自分の体重との兼ね合いもあります。たとえば体重の軽い人が高い反発力のマットレスに寝たら、板の間状態になりかねません。逆に重い人は反発力の低いマットレスだと、体が沈み込んでしまいます。

 試しに、寝具を変えてみようかとお考えになった場合は、この点も十分念頭に入れて選ぶようにしたいものです。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康法の舞台裏
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