2018年05月04日

【240】ヘソでお茶ならぬ活力をわかす!

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 ヘソをさすると健康になる・・・。なんて言うと、さっそく「ヘソで茶をわかす」なんて半畳を突っ込まれそうですが、実はこれ、意外にまじめな話なんです。

 といっても、直接ヘソをさするわけではありません。正確には、ヘソを中心に、その周囲をさする。つまり、おなかさすりです。

 実は、おなかには自律神経が集中しています。自律神経は、意志とは関係なく血流や内臓などの働きをコントロールしている自動制御装置。活動時に働く交感神経と、急速時に働く副交感神経とで構成され、両者が適度にバランスを取り合うことで、私たちの健康は保たれています。

 ところが、ストレスなどで、このバランスが崩れると、さまざまな形で体調不良が起きてくるのです。

 ヘソさすりは、その崩れた自律神経を整えるのに大きな効果があるのだそうです。

 その仕組みを簡単に言うと・・・。

 自律神経が正常に働かなくなると、腸の機能が低下して消化・吸収がスムーズに行われなくなります。それが便秘や下痢だけでなく、免疫力をも低下させ、体にさまざまな不調を招く引き金になるのです。

 ヘソさすりでおなかを優しくマッサージしていると、腸のぜん動運動が促進され、腸の機能も回復。ガスや便の流れはもちろん、滞りがちになっていた血液やリンパの循環もよくなります。その結果、自律神経のバランスが再び整えられていくというわけです。

 ヘソさすりによって改善が期待できるのは、便秘や過敏性大腸炎などの消化器系のトラブルのほか、頻尿や尿漏れ、不眠、冷え。手足の冷えやしびれ、痛み、ひざ痛や股関節痛、肩こりや首コリ、めまいや耳鳴りなどと、実に多彩。それだけ自律神経の不調は健康にとって影響大ということなのでしょう。

 特に検査しても悪いところが見つからないといった原因不明の症状で悩んでいる方は、一度、このヘソさすりを試してみてはいかがでしょうか。

<ヘソさすりのやり方>

(1)大腸エリア
 盲腸のあたりに手のひらを置き、おヘソを中心に時計回りに円を描くように、ゆっくりおなかをさする。

(2)小腸エリア
 おヘソの右下に手のひらを置き、おヘソを中心に時計回りに円を描くように、ゆっくりおなかをさする。

(3)太陽神経叢(交感神経の結節部)エリア
 みずおち(胸の下中央の凹んだ部分)の右下に手のひらを置き、この場合はおヘソではなく、みずおちを中心に時計回りに円を描くようにゆっくりさする。

  (1)〜(3)の順に、いずれも1周5秒程度で4〜5分くり返します。これを1セットとして、1日1セット以上行います。時間がない場合は(3)のみでも可。

服の上からさすってもかまいません。
あお向けに寝て行うのが理想。無理な場合にはイスに座り、背もたれに体を預けながら、できるだけあお向けに近い状態で行いましょう。
就寝時に行うと寝付きがよくなります。
強くさすったり、押したり、もんだりしないこと。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康法の舞台裏
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