2016年12月02日

【166】自分の脳は自分で守ろう! 2

第166話用イラスト.jpg

 〜指で行う脳トレ〜

 前回に引きつづき、自分の脳は自分で守る認知症予防法の第2弾。今回は、指を使って脳をリフレッシュさせましょう。

 指をこまめに動かすのは、脳にほどよい刺激を与え、活性化させます。指先は「脳のアンテナ」と呼ばれるほどたくさんの神経が集まり、脳に直結しているからです。

 このことは、国内外の脳科学者からも多くのエビデンス(研究による科学的な実証)が発表されています。よくピアニストやギタリストといった指をよく使う職業の人は、年をとっても元気と言われますが、これもそうした理由からでしょう。

 とはいえ、今からピアノやギターを始めるというのも容易ではありません。

 そこで、誰にでもできる指の運動です。

<大豆つまみ>
 テーブルにお皿を2つ並べ、一方のお皿に大豆か小豆を10個置きます。
 箸を使って豆をつまみ、別のお皿に移します。
 10個全部を移すのに30秒以上かけないように頑張りましょう。

<描き写し>
 紙と筆記用具を用意し、まず自分の利き手で好きな絵や図形、漢字(できるだけ画数の多い字)を1つ描き写します。
 次に、同じものを利き手ではないほうの手で描いてみます。けっこう難しいですが、ゆっくりやってください。
 これを描き写すものを変えて、いくつか行います。
 また、写経はもちろん、小説や詩などを書写するのも、良い脳トレになります。 

<水掻きトントン>
 机の上に片方の手を置き、指を大きく広げます。
 広げた手の親指の外側(仮にP点とします)に反対の手の指(どの指で可)を置き、次の要領で広げた手の各指の間とP点とをトントン往復させます。
 P点→親指と人さし指の間→P点
 P点→人さし指と中指の間→P点
 P点→中指と薬指の間→P点
 P点→薬指と小指の間→P点
 逆の順序でもトントンします。
 次は、使う手を逆にして、同じように行います。
 できるだけ早く、3分くらいつづけてください。

 このほか、ふだんの生活の中でもできる実用的な指の運動もたくさんあります。たとえば、昔懐かしい綾取り、野菜や果物の皮むき、編み物やパッチワークなども良いですね。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康法の舞台裏

2016年12月09日

【167】脳卒中発作の場面に居合わせたら

第167話用イラスト.jpg

 もしもですよ。もしも、家庭や職場など、あなたのすぐそばで、脳卒中(脳梗塞や脳出血)で倒れた人がいたら、どうしますか? まさか、知らんぷりはできないでしょ?

  こんな場合、昔は「動かすな!」が鉄則でした。安静第一とばかり、病院に搬送したのは数日後というケースもざらにあったようです。

 安部首相の大叔父(祖父母部の兄弟)、佐藤栄作元首相が東京の料亭で脳卒中発作を起こしたときも、大学病院に運ばれたのは5日後。その2週間後には死亡しました。

 今は、一刻も早く病院へ搬送する、です。そのためには、動かすことをためらってはいけません。「しばらく様子を見よう」とか「そっとしておこう」はNGなのです。

 「動かすな」より「病院へ運べ」になった理由は治療技術の進歩にあります。とりわけ、脳梗塞の場合は急性期治療法が飛躍的な進歩を遂げています。

 たとえば、血栓を速やかに溶かす「t・PA」という薬の登場です。

 脳梗塞が起きると、最初に詰まったところを中心に梗塞はどんどん広がり、それに伴って周辺の脳神経細胞が壊死していきます。

 しかし、このt・PAを注射すれば、回復率が格段に増えるとされているのです。

 ただし、t・PAが有効なのは、発症後3時間以内。それ以上経過すると、梗塞の進行によって血管がもろくなり、出血が始まる可能性が高くなるからです。

 その意味では、脳梗塞は病院で治療を受けるまでの1分1秒が生死を分かつと言っても、決して大げさではありません。

 誰かが脳梗塞で倒れたら、とにかく119番通報を最優先。次に患者を日陰の安全な場所に寝かせ、ベルトやネクタイなどを緩めて体を楽にさせます。

 「動かすな」の出番はここから。救急車が到着するまでは安静第一で、「大丈夫か」「しっかりしろ」なんて言いながら、体や頭をガンガン揺り動かすのは、もってのほかです。

 たとえ患者に意識があっても、決して立たせたり、歩かせたりしてはいけません。

 もちろん、脳出血の場合でも同様です。

 脳卒中は、こうした発症時の迅速かつ的確な対応が、あなたの大切な人を救えるかもしれないのです。ぜひ、覚えておきましょう。

  でも、もしも自分自身に発作が起きたら? その場合は、それができる人が、そばにいることを祈りましょう。

posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康法の舞台裏

2016年12月16日

【168】最高の入浴剤はタダ。でも、少々勇気がいるかも・・・。

第168話用イラスト.jpg

 寒い冬の一番の楽しみは、何と言ってもお風呂ですよね。お湯に浸かって演歌でも唸っているだけで、1日のウサは湯気とともに消えていく気がします。

 ところで、お風呂といえば、あなたは入浴剤に何を使っていますか? 天然温泉の素? バブのような炭酸? それともハーブオイルでしょうか。水素風呂なんてのも、最近は流行っているようですね。

 健康の面でも、リラックス、保湿、血行促進などなど、いずれもいろいろな効果を唱っているようです。

 そんな中で、「どれも何の根拠もナシ」と、バッサリ切って捨てるのは、体内静電気の研究で知られる3ドクター(医・歯・薬の博士号を持つ)、堀泰典先生です。

「むしろ、市販の入浴剤は添加物や香料などの有害物質を吸収してしまうことのほうが心配です」(堀先生)

  では、堀先生のイチオシの入浴剤は?

「最も健康に良く、しかもタダ。誰でも、いつでも簡単に手に入るものがあります」

 ただし、使うのには少々勇気がいるかも・・・、なんだそうです。

  お風呂にはいるのに勇気? 何だか妙な話ですが、さて、答えは・・・?

「ズバリ、小水。オシッコです。入浴前に排泄したオシッコをお湯の中に入れて浸かる。これほど健康的な入浴剤はありません」(堀先生)

 話によれば、オシッコには体内で消費されなかった、あらゆるミネラルがいっぱい。しかも、どの成分も分子量が600ダルトン以下と小さいため、お湯に浸かっている間に皮膚から効率よく吸収されるのだそうです。

 ミネラルとは、カルシウムやカリウム、ナトリウム、鉄、亜鉛といった微量元素のこと。体の各組織の構成要素や生体機能の調整役、あるいはタンパクと結合して酵素やホルモンの活性を高めるなど、私たちの健康に不可欠な役割を担っています。

 ノーベル賞を2度も受賞したライナス・ポーリング博士(米国)は、「すべての病気を追究すると、ミネラル不足にたどり着く」と言い切っているほどです。

 しかも、ミネラルは伝導体であるため、体内にたまった有害な体内静電気も、どんどん体外に流してくれます。

 筆者はまだオシッコ風呂を試していませんが、堀先生によれば特に臭いも、肌への違和感もないそうです。

 使用するオシッコは自身のものでも、他人のものでもOK。ただし、できるだけ健康な人のものを。一番良いのは赤ちゃんのオシッコなのだそうです。

 湯から出た後は、シャワーで丹念に体を洗い流すことを忘れないでください。

 排泄後間もないオシッコは、ほとんど無菌状態で、決して汚くはありません。要は、いかに先入観を捨てられるか。そこに、若干の勇気が必要となるようで・・・。


posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康法の舞台裏

2016年12月23日

【169】ミネラル欠乏症対策に海藻の灰ジュース

第169話用イラスト.jpg

 栄養素というと、タンパク質、炭水化物、脂肪が三大栄養素で、4番目がビタミン。その後に続くのがミネラルで、5番目の栄養素として、最近、とみにその重要性が注目されています。

 ミネラルとは、無機質(元素)の栄養素の総称。通常、炭素C・酸素O・水素H・窒素Nの4大元素以外の元素をまとめて「ミネラル」と呼んでいます。

 みなさんになじみの深いものには、カルシウムCa、マグネシウムMg、ナトリウムNa、カリウムKなどがあげられますね。

 地球上には114種類のミネラルが存在していますが、そのうち約70種が私たちの体に必要とされています。その70種類のうち、人間が生きていくうえで必要不可欠な16種類を特に「必須ミネラル」と呼んでいます。

 ミネラルは細胞の構成成分になったり、代謝などさまざまな生命活動を維持するなど、私たちの体の中で実に多様な働きをしています。

 近年、このミネラル不足がさまざまな病気の引き金になっていることが、多くの研究で明らかになっているのです。

 たとえば、骨粗しょう症(カルシウム不足)、骨疾患(リン不足)、貧血(鉄分不足)、味覚障害・脱毛(亜鉛不足)、筋無力症・不整脈(カリウム不足)、筋肉痛・熱性けいれん(ナトリウム不足)、心疾患(マグネシウム不足)、貧血(銅不足)、甲状腺腫(ヨウ素)、心疾患(セレン)、悪性貧血(コバルト)といった具合です。

 ノーベル賞を2度(化学賞、平和賞)も授賞したライナス・ポーリング博士は「すべての病気の原因を追究すると、ミネラル欠乏にたどり着く」と述べているほどです。

 ミネラル不足の対策としては、日本の伝統食である和食を増やすことが一番と言われます。玄米や新鮮な野菜、海藻、魚介類、味噌、漬け物など、和食のラインナップにはミネラルがいっぱい含まれています。和食が健康食として世界的に注目されているのも、その理由からです。

 でも、和食ばかりじゃ飽きちゃうという方には、医学・歯学・薬学の博士号を取得していることからドクター3の愛称で知られる堀泰典博士(昭和大学客員教授)が考案された「海藻の灰ジュース」がおすすめです。

 作り方は簡単。まず、ワカメや昆布などの海藻を乾燥させ、コンロで真っ黒になるまで焼き、湯通しして塩分を抜きます。それを再び焼いて、灰にします。

 有機質がすべて飛ばされたこの灰こそ、さまざまなミネラルの塊。これをお酢(クエン酸がベスト)に入れて1ヶ月以上寝かせると、灰ジュースの出来上がりです。

 灰ジュースは飲み過ぎもよくありません。1日盃に1杯程度飲みつづけてください。


posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康法の舞台裏

2016年12月30日

【170】立毛筋の緊張をほぐせば、薄毛もよみがえる

第170話用イラスト.jpg

 たかがハゲ、されどハゲ。いくら年をとってきても、性別を問わず、気になりますよね。

 だから、健康法シーンでは、ハゲ改善は永遠のテーマ。伝承療法、民間療法、漢方、西洋医学・・・さまざまな視点から、それこそ数え切れないくらいの方法が提案されてききました。

 ただ、効果のほどとなると、これで生えてきたという人もいれば、騙されたという人も。健康法にはお約束の「個人差」がついてまわるようです。

 当コラムでも、これまでいくつか紹介してきました。きな粉ミルクなどは、けっこう評判もよかったようですが、「どれも全然ダメ」というお嘆きの声も。

 そんな方に、性懲りもなくおすすめしたいのが、ヌーベルバーグ(新しい波)、アース育毛法です。

 アースと言っても、殺虫剤を頭にふりかけるわけではありません。たとえば洗濯機や冷蔵庫などの家電は、漏電を防ぐためにアースして地面に電気を逃がすようにしていますね。そのアースのことです。

 アース育毛法の場合は、体の中にたまっている体内静電気をアースすることで、頭髪の復活をはかります。

 体内静電気については、以前、当コラム【138】血液をドロドロにする体内落雷でも紹介しました。静電気は、物と物がぶつかったり、擦れ合ったとするとできますが、私たちの体内でも赤血球など、血流に含まれている物質が互いにぶつかり合ったりすることで発生。それが健康にいろいろな悪さをしているのです。

「薄毛も、その1つ」と、体内静電気の研究者、堀泰典先生は言います。

 何でも、体内静電気の放電(落雷)によって、毛根を支えている頭皮の立毛筋という筋肉が緊張。そのため毛根からの栄養供給が不足してきて、髪の毛が細くなったり、張りがなくなったり、抜け落ちたりするのだそうです。

 そこで、頭部付近の脂肪にたまった体内静電気をアースし、立毛筋をリラックスさせることで、髪の毛の元気を蘇らせるというのがアース育毛法の狙い。堀先生のHPを見ると、見事に薄毛が改善した例が紹介されています。

 やり方としては、畑や庭など、大地に頭をくっつけるのが一番ですが、人の目を考えると、なかなかできることではありません。

 簡単なのは、2mくらいの針金を用意し、一方の先に釘を結んで土に差し込みます。そして、もう一方の先に手頃なサイズの金属片を巻き付け、その金属片を頭部全体にポンポンとくっつけていきます。

  くっつける時間は数秒で十分ですが、長くすれば、より効果的。毎日、気がついたときにチョコチョコやっていれば、体内静電気は確実に抜けていきます。

 うまくすれば、2〜3ヶ月で効果があらわれてくるそうです。


posted by sankiyou at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康法の舞台裏