2016年05月06日

【136】台湾式オナラ撃退法

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 前回に引きつづき、おならの連発です。

 落語の小咄に、こんなのがあります。

 吉原のある花魁。絶世の美人で教養も高いが、尻グセが悪いという難点が。

 ある日も客の前でわれ知らず「プッ」とやってしまった。 「おや? やったね」と客。花魁、消え入りそうな声で「すみません。実は・・・」と言い訳をする。

「実は母親の病が早く治ってほしいと思い、1日に1度、人前で粗相をして恥をかくという願掛けをしているのでありんす」「そうかい。そりゃ、親孝行なことだねえ」。

 すると、ほどなく花魁のお尻からまた「ぷぅ〜」。客が驚いて「あれ? また出たよ」 「これは明日のぶん・・・」。

 明日の分まで出てしまっては、腸内ガスも相当たまってますね。

 さて今回は、花魁のように頻発するオナラに困っている方には必見。前回も紹介した台湾の女医レジェンド、荘淑旂(そう しゅくき)先生秘伝の「オナラ撃退法」をご紹介しましょう。

 まず、オナラをためないツボがあるのをご存じでしたか。手の親指と人さし指の間、骨が別れている少し指先寄りに「合谷(ごうこく)」と呼ばれるツボがあります。これがオナラの暴走を抑えるのによく効くとか。

 合谷を別の手の親指で少し強めにもんでいると、胃腸の働きが活発になり、人によってお腹がグルグル動いてくるほど。特に出そうだけど出ない、なんて時には試してみる価値ありです。

 次は、「ガス抜き生薬」。腸を大掃除して、腸内環境を整えることでおならを元から断つ方法です。忙しくて睡眠不足や不規則な生活が続くようなときには、ぜひ試してみてください。

 用意するのは大根とゴボウ。まずダイコンを皮ごとおろして絞った汁を、体重1kgにつき40t用意します。体重70sの人なら40t×70=2800t(2.8l)ですね。

 次にゴボウを、体重1kgにつき20g用意します。体重70sの人なら20g×70=1.400g。これを薄切りにし、ダイコンの絞り汁と混ぜて、とろ火で2時間くらい煮ます。

 この「ゴボウのダイコン汁煮」を一晩おき、翌日の朝から1日かけて、まずエキス汁だけを飲み切ります。この日は、それ以外は何も食べません。

 残ったゴボウは6日分に分け、エキス汁を飲んだ翌日から毎朝、ごはんと一緒に食べるようにします。

 これで腸はスッキリ。腐れ縁がつづいたオナラとも、きれいにサヨナラできます。

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2016年05月13日

【137】落雷は体の「外」でも「中」でも危険

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 近頃、雷がやけに暴れるようになった気がしませんか? 雷鳴や稲光も一段と凄みを増している感じです。

 ひょっとしたら筆者が住んでいる東京・世田谷界隈での、ごく地域的な現象かと思って調べてみたら、さにあらず。やはり、わが国における年間落雷数はずいぶん増えていました。

 特に、元々落雷が多いと言われる北陸や上越・中越では、1970年以前に比べ、1年間の平均落雷数が8〜9日多くなっているようです。

 それに伴って落雷による被害も目立ってきています。

 最も怖いのが、言うまでもなく人体への直撃で、死亡率は70%以上にもなるとか。

 実際、落雷でなくなった人や火傷など重傷を負った人は年々増加。人気アーチストEXILEらが出演した野外コンサート(大阪)で観客の女性(22歳)が落雷で死亡したニュースも記憶に新しいところです。

 また、電気機器に落ちれば、ほぼ間違いなく破損します。私の知人にも、買ったばかりのパソコンに落雷して使い物にならなくなったと泣いていた者がいます。スマホに落ちるケースも増えてきているようです。

 梅雨も間近。落雷も急増します。みなさんも、特に外出時には十分ケアしてください。

 ちなみに雷に出会ったときの心構えです。

 雷鳴が聞こえたときは、それが遠くであろうと、すでに落雷の危険域に入っています。さらに厚い雲が広がって周囲がスーッと暗くなったり、急に激しい雨が降ってきたら、逃げ遅れの状態。姿勢をできるだけ低くし、急いで安全な場所に避難しましょう。

  雨が降ってきても傘はさしてはいけません。傘の先端に落雷する危険性があるからです。

 また、ゴルフクラブや釣り竿などの長い物体は素材にかかわらず、体から離して地面に寝かせます。

 安全な場所とは、鉄筋コンクリートの建物、屋根が金属でできている乗り物の中(窓は閉め、車体やハンドル、電装機器などに手をふれない)、洞窟の中(できるだけ奥深くに)などになります。

 なお、高い樹木の下も危険。他にない場合は木(枝も含む)から4m以上離れるようにします。

 ところで、この怖い落雷が私たちの体の中でも頻繁に起きていることをご存じでしたか? もちろん、外の落雷同様、体に害を及ぼしていることは言うまでもありません。

 次回は、この「体内落雷」について、その対策を含めてお話ししたいと思います。

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2016年05月20日

【138】血液をドロドロにする体内落雷

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 前回、落雷は私たちの体内でもひんぱんに起きていると書きました。もちろん、脅しでも比喩でもなく、本当のことです。

 これはカミナリの正体である放電現象のメカニズムを考えれば、容易に納得できるでしょう。

  カミナリは、雷雲の中にたまった静電気に電位差が生じて放電するという、ごく単純な原理です。

 静電気は、ものがこすれ合うことで発生します。雷雲の中では氷の粒が激しくぶつかりあったり、空気とこすれ合っています。その摩擦で空気中に電位差が生じ、マイナスの電荷はプラスの電荷(上空や大地)をめがけて放電します。これがカミナリで、放電先が大地であれば落雷になるわけです。

  この「ものとものがこすれ合う」というのは、私たちの体内でも常時起きています。

 うっそぉ〜、と驚くかもしれませんが、たとえば血流が血管壁をこすったり、赤血球と白血球がぶつかり合う、あるいは呼吸をすれば気管内で、ものを食べれば消化管内で摩擦が生じます。そのすべてに静電気が発生しているのです。これを体内静電気と言います。

 この体内静電気がたまってくると、個々の細胞の内と外に電位差が生まれ、そこにカミナリと同じような小さな放電、すなわち落雷が発生するのです 

  現代人は、この体内静電気をせっせとためこみがちなのだそうです。理由は体外に放電しなくなったからです。

 昔の生活だったら土とのふれ合うことも多く、体内静電気も自然にアースされていたのですが、現代のようにコンクリートジャングルの中、しかも電磁波を垂れ流しているパソコンやスマホべったりの生活では、むしろ体内静電気は増える一方というわけです。

 さらに、メタボやストレスもこれに拍車をかけます。脂質は電気を通さずにため込んでしまい、ストレスは血管を収縮させて血流との摩擦を増幅するからです。

 体内静電気は中性脂肪や悪玉コレステロールと同じ。ためすぎると健康にさまざまな害を及ぼします。

  中でも注意したいのは血流の悪化。体内静電気がたまって落雷が盛んになると電位バランスが崩れ、それまでプラスかマイナスのどちらか一方に帯電していた赤血球の表面がバラバラになってきます。するとマイナスとプラスの赤血球がくっつき合って肥大化。その結果、血液はドロドロになってきて、流れが悪くなってしまうのです。

  ドロドロ血液は血管自体を劣化させ、狭心症や糖尿病など生活習慣病の引き金になる動脈硬化を進めることは、みなさんご存じの通りです。

 特に血流が盛んな脳はその被害が大。神経細胞にダメージを負わせることで老化はもとより、脳血管性認知症やアルツハイマー病、あるいはうつ病などの神経性疾患にもつながっていくと考えられています。

  怖い体内電気をためないようにするには、一にも二にもアーシング。たまる前に体外に抜くようにすることです。

  アーシングは簡単。手でも足でも、体の一部を土の地面に触れさせるだけで大半の静電気は抜けていきます。

  ただし、体内静電気は1度抜いてもどんどんできるので、月に1〜2度はアースすることが大事。これも健康の秘訣です。

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2016年05月27日

【139】抗加齢ホルモン検査で、あなたの正確な老化度が分かる

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 人類はいつ誕生したか。それにはいくつかの説がありますが、直立・二足歩行の始まりを論拠とするなら約700年前になります。

 この間、人類究極の夢としてされてきたのが「不老不死」です。

 エジプトで、中国で、インドで、ヨーロッパで、無数の支配者や研究者がこのテーマに挑戦し、あえなく敗退を繰り返してきました。

 有名なところでは中国・秦の始皇帝です。彼は憑かれたように不老不死の仙薬や仙人を探させ、挙げ句の果てに自ら命じて作らせた丹薬で落命。丹薬は水銀が原料だったので、当然の結果でした。

 この人類の見果てぬ夢が700万年後の今、少しずつ現実のものになりつつあります。もっとも、不死はやはり無理で、不老のほうだけですが。

 老化現象を煎じつめていえば、体を構成している細胞が衰え、その機能が十分に発揮できなくなることですが、問題はなぜそうなるのか。

 長らく無明の世界に等しかったこの領域に積極的に科学の光が当てられるようになり、かなりのことが明らかになってきたのです。

 それに伴い、近頃は抗老(アンチエージング)の専門外来を設ける医療機関も目立ってきました。
 こうしたクリニックでは、抗加齢ホルモン(DHEA-S)検査を取り入れ、患者の正確な老化度を割り出しています。

 DHEA-Sは体内のホルモンの源で、(1)免疫機能の向上、(2)ストレスへの抵抗性の向上、(3)肌のツヤやハリの向上、(4)性的ときめきや精力の向上、(5)動脈硬化・骨粗鬆症などの抑制、(6)筋肉の増加や体脂肪の減少、などに働くと言われています。

 学会の研究報告でも、このホルモンの濃度が寿命を左右する、すなわち老化の重要なカギを握っていることが分かっています。

 ちなみにDHEA-Sの平均分泌量は、男性は25歳で3685μg/dlあったものが45歳で1950μg/dl、65歳では1275μg/dlに。女性の場合は25歳で1840μg/dlだったのが45歳で1165μg/dl、65歳では540μg/dlと、3分の1以下にまで激減してしまいます。

 アンチエージングコースではDHEA-Sの血中濃度を専用の検査機器で測定することで、外見だけではつかめない正確な“老化度”を診断。この結果をもとに、より具体的かつ効果的な治療や予防が可能になってくるわけです。さて、あなたの老化度は・・・?

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